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メトホルミン850mg

2020/02/01 21:28:54 | 糖尿病 | コメント:1件


メトホルミン850mg


メトホルミンは血糖降下作用を持つ2型糖尿病治療薬です。

日本では1961年に登場した古い薬ですが、発売当初から世界中で揺るぎない人気を誇る薬です。

現在でも2型糖尿病治療の第一選択薬として非常に多く使用されています。

特に肥満型の糖尿病患者に適しています。

メトホルミンは肝臓での糖新生抑制・末梢での糖利用促進・糖の吸収抑制の3つの作用で血糖を下げます。

また、近年メトホルミンには心血管疾患の発症リスクの低下・ガン抑制などといった延命効果&アンチエイジング効果があるとも言われており、可能性を秘めた薬と評価されています。

メトホルミン850mg

メトホルミンは「ビグアナイド(BG)剤」と呼ばれる2型糖尿病治療薬です。
糖尿病治療において主流の薬であるスルホニルウレア(SU)剤のインスリン分泌促進作用とは異なり、膵臓でのインスリン分泌を介することなく血糖降下作用を発揮します。(「膵外作用」と言います。)

メトホルミンは3つの作用によって血糖をコントロールします。

まずは肝臓での糖新生抑制作用です。
インスリンに対する身体の感受性を高め、肝臓での糖分の生成を抑えます。

次に、末梢での糖利用促進作用です。
筋肉や脂肪組織など末梢の部位で糖分が利用消費されるのを促進します。

そして、腸管からの糖吸収抑制作用です。
小腸で糖分が体内に吸収されるのを抑制します。

ただし、長期的な服用においてはBG剤特有の重い副作用である「乳酸アシドーシス」に注意する必要があります。
滅多に起こりませんが、乳酸アシドーシスは血液中に乳酸が溜まり血液が酸性になり、消化器症状、筋肉痛、倦怠感、呼吸困難などの症状が現れる危険な病態です。

メトホルミンはBG剤の中では比較的そういった副作用が少なく安全性が高いため、世界的に非常に多く使用されています。
メトホルミン単独投与では、薬の効きすぎによる低血糖症状も起こりにくいです。
その安全性の高さと海外におけるメトホルミンの治療実績をふまえ、近年では日本でも高用量の投与が認められました。

メトホルミンは体重増加しにくいことから肥満型の2型糖尿病に特に適しています。
まだ研究途中ですが、メトホルミンは心血管疾患の発症リスクを減らす・癌を抑制するなどの延命&アンチエイジングの効果がある薬だということが判明してきているため、今後更に期待されている薬なのです。

メトホルミン850mg
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1970/01/01(木) 09:00:00 | URL | #79D/WHSg
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